病と闘うふたりの自由帳

病と闘うカップルが自由気ままに発信するブログ

形見分け by いそ

こんにちは。


先日、円融さんのご実家にお邪魔させていただきました。
円融さんのお父さんが、お葬式のときに「いつでもいいから来てな。」と言ってくださってたので、四十九日もまだではありますが、妹に運転してもらって二人で行ってきました。


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お線香をあげて、心の中で「来たよ。」と呟きながら静かに手を合わせました。


円融さんの遺品、主に写真やわたしからのバースデーカードや手紙(恥ずかしくて処分したいくらい)を見せていただきながら、四人であれこれ話をしました。


それから円融さんがわたしの誕生日に渡そうと去年か一昨年に買っていたプレゼントを御両親から代わりに渡して頂きました。
宅配便の箱に入ったままだったのですが、せっかくなので御両親にも見ていただこうとその場で開封することに。



kate spadeのスイカのキーホルダーでした。
「買ったよ。」とは聞いていたのですが、思わず泣きそうになり胸が詰まりました。
わたしがスイカが大好きなので、一生懸命ネットで探して買ってくれたんだろうな。
亡くなった円融さんから、思いがけず今年の誕生日プレゼントがもらえました。



その他にもわたしが円融さんにプレゼントして大事にしてくれていたものを形見分けとして頂いたり、貸していたものを返して頂いたりしました。


円融さんのお父さんがわたしに「あんたと結婚したいけどええかって聞かれたから、ええよって言うてたんや。移植して元気になったらええよって。」と涙を流しながら話してくださり、わたしも思わず泣きそうになりました。
そんな話をしてくれてたんだなぁ。


「あんたは頑張ってくれよ。もうこんな悲しい思いするのはいやや。」とお父さんは泣いておられました。円融さんのお母さんも涙を拭ってらっしゃいました。


遺影に使った元の写真を見せてもらったら、思っていたとおり大学時代の写真だったのですが、なんとわたしとツーショットの写真でした。ものすごく感激しました。
「ふたりともいい笑顔してるわ。」と円融さんのお父さんが笑顔を見せてくれました。
わたしは着物で、円融さんはスーツ。部活の仲間が撮ってくれた卒業式の写真でした。ふたりとも幸せそうに微笑んでいました。



円融さんのお宅にお邪魔してとても良い時間が過ごせたのに、悲しみがぶり返してきて、今は心がえぐられてるような感じです。
円融さんのお父さんがおっしゃったように、こんな悲しい思いをするのはもういやです。こんなにつらいことが世の中にあるのかという感じ。
まだまだ現実を受け止めきれてないです。


それでも前を向かないといけない。
円融さんはきっとそれを望んでる。
スイカのキーホルダーを御守りに、一歩ずつ前に進んでいこうと思います。