病と闘うふたりの自由帳

心臓移植待機中の円融と精神疾患持ちで透析患者のいそが闘病生活を送りながら気ままに発信していきます。

漢方薬のまさに苦い思い出 by いそ

こんにちは。

寒暖の差に負けて風邪を引いてしまいました。
熱もないし寝込むほどではないのですが、予定をキャンセルしたりして大人しく過ごしています。


なぜかきのう主治医以外の先生の診察を受けるハメになり、夕食前から葛根湯を処方されてしまいました。


わたしは漢方薬が大の苦手。
子どもの頃に、親が家で漢方薬を煎じて毎日わたしに無理やり飲ませたことがトラウマになっています。


我が子に病気が見つかって、親としては何にでもすがりたかったのでしょうけど、それが母の場合漢方薬で、わたしは飲むことを強制されました。もちろん医師に相談などせず、勝手に飲まされていました。


毎朝台所に立ち込めるなんとも言えない漢方薬のえぐいニオイは、それだけで逃げ出したくなるくらい不快なものでしたし、まるで怪しげな宗教を信仰するかように漢方に心酔する親の姿は不気味でもありました。



コップの中の泥水のような色。
そんな見た目だけでも、口にするのは子供心に恐怖でした。
ひと口飲むと、全身がブルッと震える。
どこまでも不愉快でしかない生温さ。
飲んだふりしてこっそり流しに捨てる。
親が目を離してくれないときはとにかく必死で胃に流し込む。涙目で。体をこわばらせながら。
毎日つらかったなあ。
幼い妹すら同情の眼差しでわたしを見ていたのを覚えています。



まあそんな子どものときの最悪なイメージをいつまでも引きずってて、いまだに漢方薬はダメなんですよね。


今朝、看護師さんに「葛根湯、飲むのつらいです。」と言ってみました。
しつこく無理だと言っていたら、「先生に言ってみるね。」と言ってもらえました。
その代わり、朝食前の葛根湯はどうにか覚悟を決めて飲みました。やはり半泣きになって死にそうでした。
口いっぱいに広がる漢方薬独特のニオイと味。あの頃のとは全然違うけど、あの頃飲んでた薬のニオイや味と似てる気がする。
吐き出しそうになるのをこらえて胃に流し込みました。涙目で。体をこわばらせながら。



もちろん、葛根湯はいい薬なんだろうと思います。
わたしの中にある根深いものが漢方薬に嫌悪しか抱かせないんです。


わたしが粉薬を飲むためのオブラートをうまく使えたら全ては丸く収まるんですけど、どうにもうまく使えないんですよね。
情けないことに。


まあ、漢方薬を嫌悪してるわたしにはきっと漢方薬は効かないだろうけど。
そういうものだって、以前漢方外来の女医さんに言われたんですよね。


葛根湯、今日で中止になりますように。