病と闘うふたりの自由帳

心臓移植待機中の円融と精神疾患持ちで透析患者のいそが闘病生活を送りながら気ままに発信していきます。

不安発作とアニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」 by いそ

こんにちは。

 
早朝4時20分頃、胸痛がして、息苦しくなり、ナースコールを押しました。
 
看護師さんが来て「どうしたの?」と聞くので、ゼェハァ言いながら「苦しい、苦しい。」と繰り返しました。
わたしは過換気発作を起こしたような状態になっていました。
 
「いつものことやろ。」と冷静に言う看護師さん。
 
「久しぶり…に…なった。」とどうにか言葉を発するわたし。ゼェハァ。ゼェハァ。
 
「久しぶりでもいつものことやろ。」と看護師さん。
 
久しぶりなのにいつものことってどういうことだ?と思うけれど、看護師さんの対応になんだか絶望感を抱きつつ、目に涙をいっぱい溜めて苦しんでいました。
 
看護師さんがバイタルチェックをする。
サーチレーションも血圧も問題なし。
(透析前にしては血圧が低いのは気になったけれど。)
 
デパスを飲んで横になるように指示される。
横になってゼェハァ言ってたけど、あまりに苦しいのですぐに座った。
 
30分ほどして看護師さんが様子を見に来て「落ち着いた?」と聞くので「くるしい。ふあん。こわいです。」と消え入りそうな声で答えると、また「いつものことやろ。」と淡々した口調で言う。

看護師失格だ、ばか。
と心の中で悪態をつく。

この看護師さんが夜勤の日に発作を起こしたのが不運としか言いようがない。
 
不安発作は確かによく起こすけれど、いつものことだからなんだというのだろう。苦しみに慣れるわけでもないし、そう言われて「あ!そっか!いつものことか!」って落ち着くわけでもない。
 
孤独に苛まれて泣けてくる。
そんなお粗末な対応しかできないなんて、看護師やめちまえ。と、また心の中で毒を吐く。
 
 
そもそもなんで不安発作を起こしたのか。
夜中3時過ぎには起きて、機嫌良く録画したアニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」を観て満足感でいっぱいだった。そんなには期待していなかったから、好きな世界観ドンピシャで興奮していた。
 
 なのに、なぜかふと透析のことが気になり始めて、頭の中が「透析やだ、透析やだ、透析やだ。」状態になって不安に支配され、そこから発作が始まった。
 
他に気になってた些細なことまで、なにもかもが不安要素になり、呼吸が荒くなった。胸が圧迫されるような痛みが続いた。
くるしい、たすけて。
そう思って、必死のナースコール。
「いつものことやろ。」と繰り返すばかりの看護師さん。
 
励ますつもりだったのかもしれない。
いつもの不安発作だから心配はいらないよ、と。

だけど、その言い方。

声のトーン、言葉のチョイス、どれを間違えてもだめな瞬間ってある。
特に弱ってるときは、人って全てに対して敏感だ。

「大丈夫よ。」と微笑んで背中をさすってくれていたら、頓服を使わなくてもきっとすぐに落ち着いたはず。
 

単に職業が看護師っていう人と、人間が好きな根っからの看護師の人がいるなあと思う。
ベテランとか若手とか関係ない。
精神科病棟に勤務するのは特に、”根っからの看護師”の人であってほしい。

 
不安に支配されて怯えている心を解きほぐして、自然に笑えるようにしてくれる看護師さんは、たいてい人間くさいから好きだ。

ユーモアと愛情。
”職業が単に看護師”な人にはたいていこれが欠けている。


ああ、運の悪い夜だった。
 
 

 
f:id:iso92:20150703050951j:image
 
 
 
 
あとがき(という名の布教活動)
 
フジテレビノイタミナ枠の7月期アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」、初回放送を観たんだけど、面白くてそれについて語りたいくらいの今日だったんです。でも、つまらない不安発作の記事になってしまいました。
(このブログ、病気ネタあんまり需要ないんだけど、検索で来てくれる人もいるのでたまにはね。)
 

www.rampokitan.com

 

 

 

 

www.youtube.com

 

 

アケチ役の櫻井孝宏さんが好きです。

PSYCHO-PASS サイコパス」の槙島聖護役でハマって以来、大好きです。アケチ役が櫻井さんだから初回観てみたと言っても過言ではないくらい。

アケチ、すごくいいです。櫻井さんにぴったり。キャラクター的にずっと”静”かと思いきや突然の”動”にやられるみたいなバランスのとれた緩急があって、心を掴まれっぱなし。品のよいエロさのある声。少女のようなコバヤシくんとのバランスがいい。

乱歩奇譚はとにかく世界観が圧倒的で、オープニングの「スピードと摩擦」(amazarashi)でもうグイグイきて入りこめます。

でも好みは分かれるかもなあ。

あとは、コバヤシくんの世界の人間たちに色がないの、すごく共感できて自分でも気持ち悪いくらい。わたしの世界もあんな感じ。関わる人だけを認識しているというか、それ以外の人間は無色。それでいいと思ってるあたりがわたしの闇と言える部分なのかもしれない。


「ゲーム。」

「スタートだ。」



以上、長いあとがき。

不安発作の記事でまとめたかったのですが、乱歩奇譚のことを書かずにはいられませんでした。

サーセン