病と闘うふたりの自由帳

病と闘うカップルが自由気ままに発信するブログ

暗闇に光が射した言葉 by いそ

こんにちは。

わたしが大学時代の話です。
臨床心理学科だったので、4回生のとき実習があり、とある精神科クリニックに行きました。

実習先の精神科医の先生の言葉で今でも忘れられないものがあります。
それは「病というのは一生かけて乗り越えていくもの。」という言葉。

いつまでも病気(透析)を受け入れられず葛藤していたわたしにとって、それは救いの言葉でした。
受け入れることができない、乗り越えることができない、そのことがいつも苦しくてたまらなかったから。

現実と対峙すると「おまえは弱い人間だ。」という事実を突きつけられ、プレッシャーを感じて、そこから逃げることばかり考えていました。

いつしか透析患者であることを負のアイデンティティーにしてしまっていた。
自虐ネタにすることもあった。
そうでもしなきゃ耐えられなかった。

そんなときに実習先の先生のあの言葉に出会い、肩の力がフッと抜けた気がします。

一生かけて病と向き合い乗り越える。
それはもしかしたらとてもとてもキツイことなのかもしれない。
でも先行き不安ばかりの人生に光が見えた言葉でした。