病と闘うふたりの自由帳

病と闘うカップルが自由気ままに発信するブログ

病気退職後の埋められない喪失感 by いそ

こんにちは。

前回わたしが更新した摂食障害の記事に、はてなスターを付けてくださった方がいらして、とても嬉しかったです。
励みになります。
ありがとうございます。

さて。
今日は仕事にまつわるエトセトラ。

わたしは大学卒業後、某ブラック会社勤務を経て地方公務員に転職しました。10年以上働いていたのですが、2014年5月某日付けで退職。
公務外傷病による退職でした。

精神疾患で休職していて、復職に向けてリハビリ出勤をこなしていたのですが、あと一歩のところで腸閉塞(被嚢性腹膜硬化症に因るもの)になり、退職せざるを得なくなったわけです。

わたしは仕事人間というわけではなかったのですが、行政の仕事がとても好きで、公務員としての誇りも強くありました。

仕事の場というのは、わたしがわたしらしくイキイキできる場であり、自分の生きがいや存在意義を感じられて、自尊心を満たしてくれる、わたしにとってはなくてはならないものでした。

10代で透析を始めてからずっと、自分は本来なら死んでいるはずの人間なのに、社会に生かされているのだという意識が常にありました。
それゆえ、人よりも存在意義、生きる意味というものにこだわって生きてきました。

公務員として働くことは、たとえそれが微々たるものだとしても、社会の役に立っているんだと思うことができて、わたしにとっては生きることそのものだった気がします。

それを病気によって失い、わたしの心には到底埋めることのできない大きな穴があいてしまいました。

ひとりでひっそり涙する日も多くなり、あらゆることへの興味や関心がなくなり、何に対しても意欲がまったくなくなってしまいました。

まさに鬱状態です。
頭の中は希死念慮でいっぱい。

自殺企図をして閉鎖病棟に約一ヶ月ほど閉じ込められ、ベッドしかない個室で生活させられたりもしました。

退職から9ヶ月近くが過ぎたわけですが、まだわたしの中の喪失感は何ら変わりません。
ぽっかり穴があいています。

先行き不安も強く、これから自分はどうなってしまうんだろうかとの思いでいっぱいになります。

また働けるようになるのかな?とか、もう働く自信がないとか、いつもぐるぐると考え続けて疲弊してゆくばかり。

病気は残酷。
現実を受け止めきれない弱い自分と対峙するのもしんどい。
この喪失感を埋める何かを探しながら、今日も今日とてぼんやりと一日をやり過ごす。
なんかいいことないかなあ…なんて思いながら。

ちなみに円融くんはわたしよりも早くに調理師の仕事を病気で退職してるんだよね。
つらいだろうなって思ってたけど、自分の身に降りかかって初めて本当のつらさや悔しさがわかった気がするなあ。